一緒に笑ってよ。きっと立ち上がるから。

突然 HIVと言われリンパ腫になり馬尾症候群と闘っている中年リーマンのパートナーへの思いと社会復帰への意地と日々の生活を綴ってみようとしているブログです

共感の問題? 同居人のこと

今日、リハビリ病院と時の患者仲間が顔を見に来てくださった。

 

リハビリも自主トレも進んで実践、

もうすっかり杖をついて自力で歩けるんだけど、

脳系由来の麻痺がまだ残っているので自分で運転できず、

奥様が今日は運転してきてくださった。

入院生活を通して互いに弱い一面を知っているから

話も気持ちも重なるところがあって少しほっとする。

 

奥様もご主人のご苦労を見ていらっしゃるので

同じようなところで共感してくださるタイプ。

近くのスーパーに寄ってどっさり食べ物を買ってきてくださった。

申し訳ないやらありがたいやら。

 

一方、うちの同居人は調子が悪くて動きがままならないときでも、

外出を控えている時でも、「サボってないで動け」的なことを

ずけずけ言う。

正直,無理して怪我するのが一番怖いし、免疫力低下も怖い。

事実、右足の小指の詰めがはがれそうになったり、

顔面神経麻痺(ヘルペスウィルスにやられた)になったりしているから

なおのこと。

だから無理はしないようにしているだけなのに。


たぶん、件(くだん)の奥様のようには共感できないんだな、と思う。

今日も、せっかく、2人で住んでいて、ひとりが車椅子で大変だから、と

2人でも余るくらいの差し入れをしてくださっているのに

それに手をつけようとしない。

たまたまお刺身を買ってきてくださったのだが、

それを見るなり

「あんた、こういうの食べさせてもらってないから欲しい、とか言ったんでしょう?」

などとのたまふ。

 

こっちは手ぶらで来てくださいって言ってるくらいなのに、

それはないじゃないか、と思いながら胸の中で抑える。

自分だったら、よかったね、ありがたいね、って言って一緒に食べるだろうけど。

リハビリインストラクターや介護ヘルパーが来る時間帯を見計らって

外出していくし。

今日も「○○さん様子見に行くからって連絡あったよ。」

と言ったら外出してしまった。

同居していることだって知ってるのに、会ったこともあるのに

せめて挨拶だけどもしていって欲しかった。


外出するなら仕事探してくるなり、履歴書書いて求職活動の準備でもすればいいのに…

こんな不自由な病人のために縛り付けるようなことはしたくないのは確かだけど、

療法士も介護ヘルパーも同居人に伝えたいことだってあるだろうから

無目的にそのタイミングで外出しなくても…と思ってしまう。

 

もとのように歩けるようになって退院して仕事に復帰してっていうのができなかった

自分がいけなかったんだろうか。。。

そこは申し訳なく思うけど。