「復職を目指して」
昨日、会社の上司2人が様子を見に来た。
現状確認と復職にあたっての打ち合わせのため。
休職届は12月いっぱいまで。
恐らく、車椅子生活のまま復職。
ならば、そのように準備をしないといけないから、
と車椅子前提の復職を考えてくださっていた。
ありがたいこと。
お払い箱って言われてもおかしくない、
システムも戦略も自分のいた頃から随分変わってしまい、
必ずしも自分の経験が活かされるという甘い世界でもない。
それでも、復職を待っている、と言われ胸が熱くなる。
上司たち曰く。
お客さんを訪ねた際、大阪のお客さんにも、名古屋のお客さんにも、
東京のお客さんにも「大変お世話になったんです、お元気でしょうか?」と聞かれる。
それは、会社にとっての財産だ。
そうか、無駄に頑張ってきたわけじゃなかったんだ、
お客さんたちに感謝。
車椅子での復職を前提に会社への希望はないか、というお話をいただいた。
「何しろ、初めてのケースだから。」
普通ならば敬遠するような内容なのに、
前向きに考えてくださっていることを感じる。
懸念点をいくつかあげて、協力を仰いだ。
可否はあろうが、車椅子ユーザーとして、あるいは身障者として、
日本の事業所ではパイオニア的な感じになる。
東京2020パラリンピックと社会のトレンドが追い風になってるかな。
そんな話を同居人にしたら
「待っててくれるってことか。ありがたいね。」
それ以降、とげとげがない。
先行きが不安だったのだろうか。
(自分の仕事を早く探せっちゅうに)
待っててくれてるのは、随分前からそう言っていただいて、
それは事あるごとに話してあるのに、
そんなことある訳ない、と思っていたのだろうか。
ともあれ、復帰目指して体力と運動機能を今以上に増強していかなければ、
と思いを新たにした日だった。
それにしても、
ロフストランドクラッチ(写真)2本の歩行練習は結構厳しい。
40分でへとへとになる。
写真のようににこやかにもできなければ
横を向くこともできない。
足元と杖先に全神経集中。
何とか、あと3か月で、多少なりともものになってくれ、自分の脚。