一緒に笑ってよ。きっと立ち上がるから。

突然 HIVと言われリンパ腫になり馬尾症候群と闘っている中年リーマンのパートナーへの思いと社会復帰への意地と日々の生活を綴ってみようとしているブログです

復職、勤務時間の延長!

復職して2か月が経とうとしている。
4月からは、勤務時間、もう1時間増やせるようになった。
体力的にはちょっと大変かもしれないが、
実は会社で仕事しているのがリハビリになってたりして
ありがたく思っている。
どうかこのままリンパ腫が再発しませんように。
神経がやられちゃったんで、
以前のように疲れるって感覚が下半身にはなくて、
動きがもたつくようになって初めて
ああ、疲れてるのかも、と感じるような始末。
その点がちょっと困ったところ。


話は変わって、
先日、事業部の本部長が、外出する直前、
同行する部下(部長)を待たせて、
外に出て行った。
弁当を手に戻ってきて
「はい、今日の昼食。」

え? 自分の為にわざわざ?

「まだ出かけるまで6分くらいあったから
それだったら買って戻れるし。」

思わず、部長と顔を見合わせた。
ちょっと、ぐっと来た。

時短勤務

通勤に疲れるのか
仕事に疲れるのか
夜10時には眠たくなる。
何をするにも準備に時間がかかるから
朝5時起きというのもあるかもしれない。

そんな訳でネット環境から離れがちの今日この頃。

それにしても、家にずっといずっぱりの頃より
やっぱり外に出ている方が自分にはいい。
通勤はめんどくさいし、その前の準備もめんどくさいけど、
一日の時間がめちゃくちゃ早く過ぎていく。
気が付いたら夕方4時で帰る時間。
帰ったら、わりとすぐに夕飯の時間となり、
夜8時か9時には眠くなりながらも湯船に浸かり、
夜10時にはもう眠くて起きていられなくなる、

一応、勤務時間の延長を希望しているけれど、
障害年金がもし支給されたら、このままの時間帯でもいいかなぁ。

とりあえず、時間延長が効くように、来週からはつもより
早目の列車で乗ってみようと思っている。

復職してひと月あまり

2月から復職した。
ラッシュを避けての時差通勤、それに伴う時短勤務。
無給休暇で傷病手当をもらっていた方が収入的には上で、
働いている方が収入源になっちゃうなんてなんかやるせない。
でも健康を保証できない人間を職場に抱えているんだから
毎日勤務して仕事を継続できることが
次へのステップに重要、と自分に言い聞かせ

車椅子だから座って通勤できるし(尻は痛いけど)
思いのほか通勤の苦労はない。
しかも、同じ時間帯に重なるのか、乗る車両や
エレベーター利用などの共通点が多いせいか、
こんなにも車椅子通勤族がいる、ということを
改めて認知する。

自然と負けてられないなぁ、という気持ちにもなる。
ことばも交わさないけど、何となく仲間意識も生まれる。
軽い会釈が、「おはようございます」の言葉になっていく。
そして会話になっていく。

独りじゃないって素敵なことね。
(by 天地真理 https://youtu.be/RnfDem4gmes )

歳歳年年人不同

2月1日から復職が決まり、生活リズムも大幅に変わる。
勤務が月~金になるので今までお願いしていた訪問リハビリや
介護入浴が対応できなくなる。
これまでお世話になってきた人たちとの関係もひと区切り。
たぶん、これがご縁の切れ目に鳴っちゃうんだろうなぁ。


今のリハビリの療法士くんとリハビリをやって行く間に
奇蹟の”自立歩行”を心のふどこかで期待していたんだけど、
それも夢物語に終わってしまう。


思い返せば、HIV+発覚や悪性リンパ腫発症しての入院生活から
どれくらい新しい人との出会いがあっただろう。
でも、ただの通りすがりで、関係が線や面に発展することはなかった。
こっちが向こうにとって通りすがりだったのかもしれないけど。
結局つながているのは患者仲間だった人、、、かな。


ジェネレーションがかなり違うから近しい存在にはなり得ないだろうけど、
担当が切れたら関係も終わり、というのがなんだか寂しいような気がして。
ここにサービスを提供する側とサービスを受ける側の壁のようなものを
気付かされる思いだ。


彼らにはすぐ新しいクライアントが付き、彼らの助けを待っている。
ビジネスライクにお別れして次のステップに進むのが
世の常なんだろうなぁ。
寂寥の思いは拭い去れない。

『おっさんずラブ』、今さら知った

 

話題になっていたのに素通りしていた『おっさんずラブ』。
正月元旦に一挙放送していたので
今さらながら初めて見た。

https://youtu.be/9BwKMqQ_2jU?list=PLcY73xxEVG7dH-Ihs9hPxq8kjcOLNFiNz

あぁ、これが話題の…
男同士の恋愛が、自然に爽やかに描かれていて
不器用に相手を思いやり、すれ違い、惹かれあい、
キャストに胸がキュンとする思いで見られるドラマだった。


一緒にいて居心地のいい人と一緒に街を歩く。
一緒に暮らす。
それがいいんだよなぁ、と思いながら見た。


無性に普通に歩きたくなった。
あの二人みたいに街をぶらぶら歩きたい。
このまま、車椅子で終われない。
そんな気持ちに掻き立てられた。


リハビリ、諦めちゃいけない。
そう思いながら富士山を眺めてた。

 

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会社の理不尽

先日、会社の産業医との面談があった。
一月の復職に向けて、の打合せの為なんだけど、
3週間前に肺炎で入院してしまったことが懸念され、
復帰目標は2月ということに。

まぁ、会社の立場から考えると致し方ない判断だろうし、
こっちもリハビリ期間がひと月増えた、と前向きにとらえようと。

ちょっと頭にかちんと来ているのは
「馴らし通勤をしてみては?」
との産業医のアドバイスを聞いて
「もう馴らし通勤は初めてますか?」
などと総務が言ってくること。

週3回、訪問リハビリがあって、
自由になる平日は火曜日と木曜日しかないんだよっ!
しかも、
「復職にあたって主治医の診断書が1か月前に必要なので用意してください。」
って12月後半に言うか?
リハビリ病院の意見書でいいいとしか言ってなかったぞ。
しかも、リハビリ病院では自分の病状のことは書けないけど、
いいんですか?って念を押したぞ。
昨日の火曜日は、急遽千葉大病院に診断書作成の要請のために
1時間半かけてでかけることになった。
会社まで1時間半ほどかかることを考えたら
これだって馴らし通勤って言えるだろうに。
交通費だって定期がないからバカにならんっちゅうに。

 

まぁ、そんなことも言ってられないので、
何か用事を作って「馴らし通勤」の実績を作って会社側に示さなければ。

 

そう思って、会社近くにある英会話スクールに通うのはどうだろう、
とNOVAとECCの無料体験レッスンを受けてみることにした。
教室が車椅子で入れるか、車椅子トイレがあるかどうか、
それを確認。
ECCに電話したとき、いきなり英語で返ってきたので、
ちょっとパニックになったけど、
久々の英会話。

 

この薄れた感覚、早く取り戻して戦力外にならないようにしないと
それこそ会社のお荷物扱いにされる。

今、向かっている方向が、適切な選択であることを祈って。。。