一緒に笑ってよ。きっと立ち上がるから。

突然 HIVと言われリンパ腫になり馬尾症候群と闘っている中年リーマンのパートナーへの思いと社会復帰への意地と日々の生活を綴ってみようとしているブログです

おめでとうとは言えない

退院した病院の患者仲間がひとり、この金曜日(明後日)に退院する。
昭和30年生れだったので(同じ30年代生のくくりから)、結構馴れ馴れしくさせてもらっていた。
ちょっと頼りない兄貴って感じ。
脳硬塞由来の麻痺は筋肉がかなり固まってしまうみたいで、幸い利き手利き脚は麻痺を免れたものの、歩行には苦労なさっていた。言語の方も少々。。。
最後の追い上げに入って、車イスから杖に替えて歩行訓練をなさっていた。
それを見て自分も励まされたし、彼もリハビリに踏ん張っている自分のことを気にかけてくれていたみたい。(インストラクター談)
担当インストラクターもかなりかぶっていたので互いの様子も彼らを通じて確かめあっていた。

そんな仲なので、ある意味戦友的な感じ。
なので退院に際して何かしてあげたいんだけど、祝電だと他の患者さんのこともあるし、仰々しいから、と思って、Webレタックスで応援メッセージを送ることにした。

半年もの長い間、途中挫折もあったようたったけど、漸く迎えた退院。喜びの気持ちはしたためた。でも、おめでとうとは言えなかった。本当に大変なのは家に帰ってからだから。

書、華、茶の道に造詣が深い方だったので、「作品を拝見できるのを楽しみに自分もリハビリを続けます」と締めた。

一緒に続けましょう、リハビリ。でも、怪我しないでね。