一緒に笑ってよ。きっと立ち上がるから。

突然 HIVと言われリンパ腫になり馬尾症候群と闘っている中年リーマンのパートナーへの思いと社会復帰への意地と日々の生活を綴ってみようとしているブログです

調子の悪い日

調子の悪い日。
爪先の感覚が鈍く、かかとに体重がかかっている感覚がなく、足首に体重が載ってる感じがしない。
そんな日か一日おきにやってくる。
こういう日は立ち上がろうと思ってもバランスをくずしやすいし、足首から先が車イスから落っこちても感じにくくて怪我のリスクが高まる。
なのであまり冒険はしない日。
パートナーから散歩に行かないの?とかシャワーしないの?とか言われるんだけど、「今日はやめとく。」というと悲しそうな顔をする。
彼からすればコンスタントに筋トレをして、贅肉を削ぎ落として、早く立ち上がって歩けるようにさせたいから、恐らくサボり癖がついたな的な失望感を露にする。
せっかく鼓舞してくれてるから、せめてシャワーくらいは入ろうと準備をして車イスから浴室に降りて入る。でも、神経の感覚が鈍い日なので膝を固定できないしいろんなところに脚をぶつけ回ることになってしまう。
心配そうに扉の外で様子を伺い始めたが、遂に扉を開けて大丈夫か?と膝を支えてくれた。
「調子悪い時って、こんなんなんだよ。だから外に行きたくなかったんだ。」
それですべてを理解してくれたみたいだった。
サボろうとしているわけじゃないんだってわかってくれたような気がする。
反面、厄介なやつと関わることになっちゃったな、と改めて思っただろうな。。。
こんな体になっちゃったから、負い目は感じてるんだよ。悪いなって。でも自分を理由に「他のことがなにもできない」とは言わせたくないし言われたくないし。だから、仕事探しに出掛けたり、お母さんの様子を見に札幌へいつでも帰っておいで。ひとりの時はそれなりにサバイバル考えるから。