一緒に笑ってよ。きっと立ち上がるから。

突然 HIVと言われリンパ腫になり馬尾症候群と闘っている中年リーマンのパートナーへの思いと社会復帰への意地と日々の生活を綴ってみようとしているブログです

訃報

終にお父さん、眠りにつかれたんだね。
不謹慎かと思いながら、
今日には訃報が来るのではないか、明日には訃報が来るのではないか、
そう覚悟しながらLINEを見ていたよ。

うんと泣いたかな?
がまんしなさんな。
うんと泣きなさい。
でないと、思いがいつまでも残ってしまう。
前に進めなくなってしまう。
うんと泣きなさい。
でも、お父さんの思いが留まるようなことは言ってはいけない
お父さんが迷わずに旅立てるように
感謝の言葉をたくさんかけてあげるんだ。

自分の母親が死んだとき
自分は我慢してしまった。
残っちゃうんだよ、気持ちが。
うんと哭けばよかった。。。

そばにいてあげたいのに、肩を抱いてあげたいのに、こんな病気で病院にいてごめんよ。

大切な家族を亡くした悲しみは、
どんな人からのどんな言葉も
その空いてしまった穴を埋められない。
だから自分は慰めてあげられない。
だから、家族で思いっきり泣いて思い出を語って、お父さんに感謝の言葉をいっぱいかけてあげて。

お母さんが心配だ。
気丈に振る舞っていらっしゃるだろうし
女性は男性より立ち直りが早い。
でも、突然みんなが帰って行ってひとりになったとき、
きっと言い様のない寂しさに襲われると思うんだ。
だから相変わらずいろんなこと甘えちゃいなよ。
頼りにされてると思ってるうちは
きっと元気でいらっしゃるから。